整理整頓で仕事効率をあげよう! トヨタ式5Sとは? 社員としての質の向上を目指す!
毎日、仕事で使う机周りの整理整頓は、みなさんはどうしていますか?
仕事で、毎日色んな資料、ファックス用紙、メモ用紙などがくると思いますが、どうしていますか?
整理整頓とは?
まずは、整理整頓とは
《整理》
・乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。
・無駄なもの、不要なものを処分すること。
《整頓》
・物事を整った状態にする。
・必要なものをいつでも誰でも取り出せるように、配置すること。
整理整頓は、必要?
机の上が、散らかっていて、俺は物の場所がわかるから問題ないと言う人もいますが、果たして書類の山の中から探すことが無駄ではないのか?
整理整頓をしていないと、結局は探す作業から始めます。
場所はわかると言っても、山の中から探す時間が発生します。
必要な資料が見つからない、データを保存した場所がわからないという経験は誰でもあるかと思います。
ちなみに一日 10分探しものをしたとします。
1日 10分 x 22日 = 220分
1か月で、約3.6時間探しものをしていることになります。
時間がもったいないですね!
では、仕事ができる人は、整理整頓がされているのか?
仕事には、限られた時間内でしなければならないこともあります。
整理整頓されていると、仕事の効率が上がる、ミスを防止、仕事の漏れを予防、忘れ物が減るなどの効果が期待できます。
結果的に、無駄な動きがないのでスピードと集中力の作業性アップに繋がります。
整理整頓が、習慣化されているので、繁忙期にも心のゆとりが生まれ確認ミスなどが起きにくいのです。
ミスが生じると大きな時間のロスになるので、時間を無駄にしない為にも平常心で仕事をできる環境作りが大事なのです。
仕事ができる人 = 仕事をスピーディーにこなしミスすることなく生産性が高い。
そこで、トヨタ式の整理整頓とは!
仕事の無駄を省き、個人の生産性を向上することで、成果・利益につながる。
5Sとは、無駄を省く5つの取り組み
①整理 ー 要るもの要らないものを区別して、要らないものは捨てる。
②整頓 ー 必要なものを取り出しやすい場所におく。
③清掃 ー 身の回りや道具をきれいに保ち、いつでも使えるようにする。
④清潔 ー 整理・整頓・清掃の3Sを維持し、環境を清潔に保つこと。
⑤躾 ー 決められたルールや手順を守る習慣をつける。
トヨタでは、基本の5Sを細分化して徹底的に実践して、それを習慣にしています。
物を探すと言う動作を無くし、5Sを完璧に実践することで、利益に繋げています。
当たり前のことを当たり前にする習慣
仕事でも、プライベートでも整理整頓は、当たり前だがそれが出来ない人はたくさんいる。
片付けることは、緊急性がなくいつ始めても後回しにしても、大きな影響を感じにくい。
片付ける時間がないと言う人は、片付けることによって探す時間の無駄をなくす為の時間の投資だと思って整理整頓をしてみて下さい。
その結果が、時間の有効利用に繋がります。
自分が一番使うところからまずは、始めてみましょう!
まずは、分類から
使うもの
◉使用頻度・種類別に分類する
あまり使わない・使うかわからない
◉期限を決めて保管、数ヶ月使わないなら処分する
使わない
◉処分する
整理整頓する為に捨てるということは、重要です。
例えば、ペンは何本机の中にありますか?
何本もある中から、使うものを選び手に取ったのが書けなければ、違うのをまた選び使う。
これも、時間の無駄ですよね!
机の上の資料などの整理整頓と一緒に文房具類も見直してみましょう!
必要最低限に!
【まとめ】
<整理整頓することによって>
整理整頓をするということは、時間の有効活用、作業性の効率化、 ミスを減らすことなどの生産性の向上!
個人の生産性を向上することで、社員の質を上げる。
社員の質を上げることは、会社を一流へ導く!
整理整頓の出来ていない工場に、素晴らしい職人はいません。
ヘンリー・フォード(自動車会社フォード・モーターの創設者)
一流企業と三流企業との差は製品の差ではなく、“社員の品質”の差である。
それは6S(整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾)がいかに基本に忠実にできているか否かによるものと思う。
永守 重信(日本電産社長)
社長、創設者の言葉です。
5Sをとても重要視していることが、この言葉でわかります!
社員の質が、職場の環境、状態で見られているかもしれないですね!