優しい行動に、心が温まる
【優しさとは・・・】
ある話を聞いてふと優しさとは、何なのか?と考えてしまった。
娘さんが扁桃炎になってしまい夜間19時からの診察を受けようと6時半過ぎくらいに着いて開くのを待ってたそうです。
(扁桃炎になった娘さんは、熱が出て、喉がとても痛くて唾を飲むだけで激痛の状態だったそうです。)
病院に着くと、1人の若者が入口で開くのを待っていたそうです。
見た目は、茶髪で工事現場で働いてる感じのちょっとヤンキー風だったそうですが、病院が開いて入ろうとした時、「先にどうぞ」と順番を先に譲ってくれたそうです。
そのお母さんは、一度は遠慮しましたが、娘が余りにも痛がっていたので、その言葉に甘える事にしました。
娘が診察していると隣から、声が聞こえてきたそうです。
どうやら、さっきの若者が診察しているみたいで、お医者さんが「あー、これは辛かったでしょう」と・・・
そう、若者は自分が酷く具合が悪いのに、順番を譲ってくれたのです。
世の中には、まだまだ優しさは溢れていると思う。
この若者の話を聞けただけで、なんだか心が温まる感じがしました。
人の優しさの中には、自分の自己満足、周りから良く見られたい、後で自分の為になるからなど、悪い方に考えてしまえば、たくさん思いついてしまう。
しかし、この若者は自分も具合が悪く辛いはずなのに、見ず知らずの人に、順番を譲る行動は、あの子辛そうだなと純粋な優しさから出た行動だと思う。
もし、自分が凄く具合が悪く待っている時に、他人に順番を譲れるかなと考えると、正直、自信がない。
自分の事で、余裕がない時に、周りにまで目が向かないと思うからです。
ちょっとの行動で、出来る事は、優しさではなく気遣い、自分が辛い時にも出来る行動が本当の優しさなのかなと優しさについて考えてしまいました。