スタバがストロー廃止へ

 

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【ストロー廃止に世界が動き出す】

米コーヒーチェーン大手スターバックスは、プラスチック製の使い捨てストローの使用を、2020年までに世界中の店舗で全廃すると発表しました。

カナダでもプラスチック製ストローの廃止等、環境汚染への影響を考えて動き出しています。

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海洋汚染

《マイクロプラスチック》

※マイクロプラスチック   直径5ミリ以下のプラスチックのゴミ

 

  海に出たプラスチックのゴミは、潮の流れや風により岸に打ち上げられます。

砂浜等に、打ち上げられたプラスチックは、太陽光や波、 砂にもまれて小さく砕かれていく物とケア商品のマイクロビーズ(洗顔料や歯磨き粉などの含まれる)があります。

工場での成型・加工等でもキチンと管理されている訳ではないので、工場の排水から海へと流れるのである。

上記の洗顔料や歯磨き粉に含まれているマイクロビーズも家庭の排水から川から海へ流れている。

 

《マイクロプラスチックファイバー》

海上で捨てられたプラスチック製の釣り糸や漁網、ロープ等は、劣化して微細化すると、繊維状のマイクロプラスチックになる。

フリースなどの化学繊維の服を洗濯、乾燥した際に、繊維クズが発生します。

これも、マイクロプラスチックファイバーです。

 

 小さなプラスチックは、波などで沖に運ばれたら、浮いて来ないのもあるので中々岸には戻ってきません。

マイクロプラスチックは、植物プランクトンと間違えて、動物プランクトンが食べ、さらに小魚、魚へと移動して行きます。

マイクロプラスチックは、世界各地、深海の生物にまで確認されています。

スタバがストロー廃止を発表してから、自分も亀の鼻にストローが刺さっている動画を見ましたが、海洋生物がプラスチックを食べて死亡するケースが、色々な種類の生物に起こっています。

 

今年の2月に地中海の海岸に体調10メートルの痩せたオスのマッコウクジラの死骸が打ち上がりました。

解剖して調べた結果、胃と腸から消化されずに残ったプラスチックの破片を見つけ、ゴミをすべて取り出してみると大部分がプラスチックのゴミで総量は、29キロあったそうです。

 

プラスチックは、いくら小さくなっても分解される事はなく、どんどんと溜まっていきます。

今の世の中は、製造、成型のしやすいプラスチック製品があるお陰で、色々便利になっています。

自分も、たくさんのプラスチック製品を使っています。

しかし、自然界では、分解出来ないプラスチックゴミは溜まっていく一方です。

サッカーの日本サポーターの様に、ゴミは持ち帰る・落ちていたら拾う行動の様に、世界の人達がゴミを拾ってくれたら少しは環境汚染を遅らせる事が出来るのに・・

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自分1人が気を付けても変わらないと思わずに小さなことから始める行動が、変えていく第1歩だと思うので、みなさんの手で第1歩を

 

 

 
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                                                          未来の子供達の為に

 
プラスチックスープの海 北太平洋巨大ごみベルトは警告する